根強い人気の一方で、高いハードルだった「献血制限」
従来からプラセンタ注射は、「リーズナブルで化粧ノリが良くなる」「疲労回復効果が期待できる」ということで、患者さんから人気のあるメニューです。
しかし、これまでは一度でもプラセンタ注射を受けると、その後、期間を定めず献血を控える必要があり、医療機関ではその旨を説明した上で同意書へのサインを求めることが一般的でした。そのため、試してみたくても献血制限を理由に躊躇する患者さんも少なくありませんでした。

2026年秋、献血制限の見直しへ!「3か月経過」で献血が可能に(予定)
しかし、今年2月の厚生労働省の発表によれば、プラセンタ注射剤の使用歴を理由とする従来の献血制限を撤廃する方針が示されました。
実際の運用開始は2026年秋頃が予定されており、今後はプラセンタ注射後3か月を経過すれば、献血が可能になる予定です。
これまでプラセンタ注射を受けるうえで大きなハードルの一つとなっていた献血制限が緩和されることで、プラセンタ注射の需要が高まる可能性があります。
他の人気製剤を超える?懸念される「在庫不足」
そうなると、一般への周知が本格的に進む秋頃以降には、プラセンタ注射の需要が増加し、製剤の供給状況によっては、一時的に仕入れが難しくなる可能性も考えられます。
現在、グルタチオンをはじめ、美容医療で使用される一部の注射・内服製剤では、品薄や出荷調整によって安定した仕入れが難しくなるケースもみられます。
今後予想されるプラセンタ注射の需要増に対応できるよう、供給状況や卸業者からの情報を確認しながら、今からしっかり準備をしておきましょう。
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